滑川町で、古民家を買って8年かけて、
リフォーム工事をし続けている大工さんの奥さまから、ご相談があり、現地調査。
天然石、
十和田石貼りの風呂。
大工さんが、素晴らしい精度で張ってありました。
気持ち良さそう!
ここに、追い焚き配管とシャワー配管の穴開けをして欲しいと言うご要望。
本来でしたら、予め穴を開けた天然石を張り、
スリーブ配管を入れて、断熱材を入れながら、
外壁を貼ることになりますが、
後から、開けられると判断した大工さん。
この状態で、穴開けをすると、
十和田石がひび割れを起こす可能性があり、
大工さんの水道屋さんは、
誰も怖がって、穴開けをしてくれなかったそうです。
「このままでは、せっかくのお風呂をお沸かせない。」
とお困りの奥さま。
「何とかして欲しい!」とのご相談。
こちらも始めて工事。
まずは、大工さんとの打ち合わせ。
十和田石の裏の構造を大工さんから聞き取り、
厚さと仕様を確認。
穴開けし、循環金具を取付ける手順を説明し、
ご了解をいただきました。
十和田石のサンプルをいただき、
持ち帰って、何回も、穴開けを試み、
穴開けのコツを確認。
自信がついたところで、工事開始。
十和田石の裏側は、
モルタル、金網、断熱材、断熱材を固定する金物、防水シート、モルタル、コンクリートブロックと、何重にも下地があり。
新しくコアの刃を購入し、慎重に穴開け工事開始。
半日かけて、穴開け、追い焚き循環金具を取り付け、
更に、スリーブを入れ、モルタルで、固定し、完了しました。
奥さまから
「良かった。これで安心して、お風呂に入れる」とのお言葉をいただき、
こちらも、一安心。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。